史料番号 | 003-001-00005 |
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作成日 | 不明 |
所蔵機関 | 最上義光歴史館 |
所蔵機関URL | http://mogamiyoshiaki.jp/ |
備考 | 鉄/鍛鉄造(日本刀)/刃長69.0㎝/反り2.8㎝/重量555g/(目釘孔4)/月山刀工(がっさんとうこ)は、鎌倉時代から室町時代にかけて、霊峰月山を望む寒河江・谷地地方を本拠地とし活躍した刀工集団です。その特徴は「綾杉肌」という独特の鍛で、刀身全体に波状の模様がみられます。月山刀工の後援者は、最上氏、寒河江氏、白鳥氏、そして出羽三山等の修験者と考えられています。最上義光の一代記『最上義光物語』には、義光が織田信長に系図とともに、白羽の大鷹一羽、馬一頭、そして月山に鍛えさせた大身槍十挺を献上したことや、義光が出陣の際に、三百挺の長柄組のうち、特に「三十人者」として獣の名をつけた強者たちに月山の大身槍を持たせて、自分の馬の前後に召し連れていたことなどが記されています。 |