史料番号 | 002-004-00038 |
---|---|
作成日 | 1978年07月00日 |
作成者 | 武田静山 |
所蔵機関 | 山形市郷土館 |
所蔵機関URL | https://www.city.yamagata-yamagata.lg.jp/shisetsu/bunkasports/1008032/1005895.html |
備考 | 済生館の事を詠んだ漢詩の色紙。[漢詩 三層楼 作詞 武田静山(昌俊)元済生館医 山形市山家本町落花しゅうしゅう三層のかく 城おの りょくたい夕陽にえいず へんじゃく かだ かつて術をきそい そうじんが客 いま廊にみつ らせんのかいじょ さながら花びらの如く えんこつのおくえん あたかも もすそに似たり う月のたん心 れき日 なかりし きい いまだ そこなわれず さいしょうをふす 「註」習々=春風 城陀=霞城公園の土手 扁鵲華佗=昔の名医 騒人雅客=風流温故知新の客 螺旋階序=らせん状に続く階段 下から見上げると階段は花びらを重ねたように見える 円滑屋檐=まるくなめらかな屋根と軒 丁度ダンスを踊る婦人のもすそのようである 卯月=済生館の看護婦の集い 卯月会と称す 期頣=百歳済生館ができてから百余年になる 催粧=粧(よそおい)をこらすこと] |